安全性分析
安全性分析は、企業の財務安定性つまり、企業が倒産する危険性はどの程度あるのかといった可能性を分析するもので、短期の支払能力の分析、資金調達・運用の妥当性の分析、資本構成の分析、の3つに分類されます。
(1)短期の支払能力の分析
@流動比率(流動資産/流動負債)
短期に資金が回収される流動資産と短期に支払が発生する流動負債との割合を示したもので、200%以上が理想ですが、少なくとも120%以上必要であるといわれています。
A当座比率(当座資産/流動負債)
流動比率よりも厳しくみる指標で、流動資産の中でも短期に回収される現金・預金、有価証券、受取手形、売掛金などの当座資産と流動負債の割合を示したもので、100%を超えることが望ましいといわれています。
(2)資本調達・運用の妥当性の分析
固定長期適合率(固定資産/自己資本+固定負債)
固定資産に投資した資金は、長期にわたって回収されるため、その資金を短期負債で賄うと資金を圧迫します。
この比率は、固定資産が、自己資本と長期にわたり返済する固定負債によってどの程度賄われているかを示しており、70%程度が適当といわれています。
また、この算式の分子を厳しくし、自己資本だけに限定した比率を固定比率といい、100%以下が理想であるといわれています。
(3)資本構成の分析
自己資本比率(自己資本/総資本)
総資本に対する自己資本の割合を示したものです。
30%程度が必要であるといわれています。
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